2022年09月10日

VSIDEイベント

佐世保広報DX体制構築に向けたワークショップ

特集・イベント

 

withコロナによってオンラインでのコミュニケーションが当たり前になった昨今、中都市圏と地方の距離が縮まりました。地域経済の活性化、産業支援、観光産業の発展、あらゆる側面で新しい取り組みが必要となってきています。
佐世保の魅力を幅広く世間に発信していくために関係各所が情報共有・連携をした上で、一丸となって情報発信していく「広報DX」体制を構築するためのワークショップを開催しました。

組織のデジタル化支援などIT系の高い知見をお持ちの森戸裕一さんを講師に迎え、市内の金融機関やメディアの関係者から学生さんまで幅広い参加者がこれからの佐世保市の広報について話し合いました。

 

森戸さんから総論として広報DXの方向性の話があり、それらを前提として参加者で地域広報DXプラットフォームのあり方について意見を交わしました。

 

森戸さんから提起された方向性

  • 都市の人間が佐世保に興味を持ち取り上げてもらうことが大事
  • これから広報に必要なのはシティプロモーションである
  • 市役所には人的リソースやノウハウが不足しているので官民連携で進めていかなければならない
  • 金融機関、商工会議所はじめ各種団体、教育機関、事業者が集まってプラットフォームをつくることが重要

 

参加者の意見(抜粋)

  • 当事者や関係者だけでなく、いかに人をたくさん巻き込むかということを考えなければならない
  • 人を巻き込む場合、福岡などと違い小さいパイの取り合いになるんでなんか協調性を出しにくい
  • うまく情報発信をするためには情報のキュレーションや出し方、ブランディングに相当センスが必要
  • マーケットにきちんと情報をつなげられる人を置いておかないといけない
  • コンテンツを魅力的に加工して届けることが大事
  • 話題性のあるものを取り入れるだけでなく、それをどうやってプレスリリースするかということろまで考えておく
  • 作り込まれた感じのコンテンツではなく、あえて素人感を出していくと面白い

 

 

 

 

講師
森戸 裕一 氏
一般社団法人日本デジタルトランスフォーメーション推進協議会代表理事

総務省地域情報化アドバイザ

デジタル庁シェアリングエコノミー伝道師

福岡県直⽅市最⾼情報責任者(CIO) 補佐官/広報戦略監

サイバー⼤学教授

国⽴⼤学法⼈名古屋⼤学客員教授

国⽴⼤学法⼈熊本⼤学客員教授

⼀般社団法⼈シェアリングエコノミー協会九州⽀部⻑

独⽴⾏政法⼈中⼩企業基盤整備機構よろず⽀援拠点全国本部

ナレッジネットワーク株式会社代表取締役社⻑

PORTO株式会社代表取締役社⻑

ビジップ株式会社代表取締役社⻑

⼀般財団法⼈ネットショップ能⼒認定機構理事

⼀般社団法⼈⽇本デジタルトランスフォーメーション推進協会代表理事

NPO法⼈学⽣ネットワークWAN 理事

NPO法⼈シニアネット福岡特別顧問

⽇本無⼈航空機(ドローン)パイロットスクール伊万⾥校校⻑